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Webディレクターに必要な資質について
こんにちは!私が現在担っているWebディレクターという仕事は、Webサイトの制作において、企画からデザイン、開発、運営までを統括する役割を担う職業のことです。今回は、このWebディレクターの仕事について必要な資質を、新人として四苦八苦していることを含め、お伝えしていきます!
【必要な資質】バイタリティー
まず、Webディレクターとはどんな仕事かというと、Webサイトやアプリの企画や制作、運営に関する全てを担当することが多いです。たとえば、サイトの制作が決まったら、クライアントの要望を確認して、どのようなコンテンツを載せるか、どのようなデザインにするか、どのような機能を実装するか、どのように運営するか、などを考えることになります。
そのため、クライアントとコミュニケーションを取りながら、デザイナーやライター、コーダー、エンジニアなど、複数の職種と連携して仕事を進めるバイタリティーが必要となります。
【「バイタリティー」への苦労】何からすれば…
前述のような幅広い業務を進めるにあたり、新人Webディレクターが最初に直面する苦労といえば、「なにから始めればいいの?」という疑問です。かなり幅広い業務に対応するため、初めて担当するプロジェクトでは、自分が何をするべきか、何をどうやればいいのかが分からず、戸惑うことも多かったですね。
私は転職する前にオンラインスクールでWebディレクターの勉強をしていたので、完全に初めての新人よりは全体像を掴めていましたが、とはいえ実務となると失敗したくない思いやプレッシャーがありました。なので、先輩から譲り受けた資料や聞いた話を表にまとめて、順番立ててチェックしながらプロジェクトを進めていきました。当面は何かを進めては先輩に大丈夫か聞きまわる日々。先輩も忙しかったと思いますが、確認できることは自信に繋がったと思います。ありがとうございました…(後でこの記事読んでもらおう)!
就職前はもちろん、就職した後でも自分でオンラインスクールなどを使って勉強したり、研修に参加したりすることは、それだけで一人前になることはできませんが、近道にはなったと思います。
【必要な資質】ユーザー目線
Webディレクターが仕事を進めるうえで大切な資質、ユーザー目線を持って考えられることです。Webサイトやアプリを使用する人たちのニーズを理解し、それに応じた設計や開発、運営を行うことが必要です。
そのため、ユーザーがどのようにサイトやアプリを使用するか、どのような機能が必要か、どのようなデザインが使いやすいかなどを常に意識して考えることが必要です。
【「ユーザー目線」への苦労】クライアントの希望との板挟み…
ユーザー目線でWebサイト制作することは大切なのですが、そこで苦労したのはクライアントとのコミュニケーションでした。なぜなら、時にユーザー目線とクライアントの希望がすれ違うことがあるから。
クライアントの希望は叶えたい、でもユーザーの立場になると難しい内容になる。そんなとき、どうやってユーザー目線についてクライアントに説明し、それを含めてクライアントの希望をどのように組み込むかと説明するのは至難の業でした。正直なところ、先輩に助けてもらったことが何度もあります。
Webディレクターになる前は、クライアントとのコミュニケーションが、これほど大変なものだとは思いもしませんでした。でも、Webディレクターになってからは、このクライアントとのコミュニケーションが非常に重要であり、クライアントのニーズも理解し、ユーザー目線を含めてその要望を実現するためには、自分たちのアイデアを柔軟に変えていくことも大切であることを学びました。
【必要な資質】リーダーシップ
Webディレクターは、プロジェクトを進める上でのリーダーシップも求められます。たとえば、デザイナーやエンジニアが作業に追われている時に、進捗を確認し、チーム全体が目標を達成するために、的確な指示を出すことが求められます。
そのため、自己管理能力やコミュニケーション能力、問題解決能力なども必要となります。
【「リーダーシップ」への苦労】一人でやってしまう…
Webディレクターになる前は、自分自身でできる業務はすべてやってしまうことが多かったため、Webディレクターになったらプロジェクトの全体像を把握し、細かな作り込みは専門職の方々に任せて、時間管理や優先順位つけなどのタスクに集中することが意外と大変でした。
一人で対応することが多かった過去を持っているとチームマネジメントに慣れず、ついちょっとしたことは自分でやろうとしてしまうのです。でも、それをすると全体を見る部分が滞ったり、止まったりするので、いかに依頼先のメンバーに意図を伝えられるか、その意図や納期を客観的に伝えらえるかは、時にメンバー間でギクシャクしながらも少しずつ身に付けていけたように思います。
【必要な資質】学習意欲
Webディレクターは常に新しい技術やトレンドに対応できるように、学習意欲が求められます。Web業界は急速に変化しているため、新しい技術やトレンドに敏感に反応し、それをプロジェクトに取り入れることができるかどうかが、Webディレクターの価値を左右します。そのため、自己学習意欲を高く持ち、新しい技術やトレンドを常に追求することが必要です。
また、学んだ知識はクライアント、デザイナー、ライター、コーダー、エンジニアと違う立場の方たちに、それぞれの立場になって伝えられないと意味がありません。そのあたりは前述のバイタリティーとかリーダーシップが求められるのに通じますね。
【「学習意欲」への苦労】何から学べば…
バイタリティーの時にもお伝えしましたが、Webディレクターは業務が幅広いため、必要な知識も多いです。Webデザインやコーディング、プロジェクトマネジメント、ビジネス戦略、コンテンツマーケティング、SEO対策、コンテンツ制作などなど。これらすべての最新情報を把握するには、時間と労力がかかることは言うまでもありません。
そこで、おススメなのはオンラインスクールの活用です。Webディレクターのオンラインスクールには基礎から応用まであります。基礎から全部受ける必要はないと思いますが、今の自分の案件に使えそうな講座だけ選べば、オンラインスクールは好きな時間に受講できるので無理なく学習できます。社内でそういう学習を研修として取り入れている企業も多いのではないでしょうか。
また、最新という意味ではSNSの情報は欠かせません。例えば、SEOについてだとGoogle社のキーパーソンのTwitterが最新やプレスリリースをかみ砕いたものだったりします。他にも、国内外の同業種の方の情報共有は実感を持った情報共有なので、読んでいて気付かされることが多々あります。フォローしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
Webディレクターにはプレッシャーが常につきまとう仕事です。プロジェクトには納期があり、その納期に合わせて全ての作業が進められます。納期に間に合わせるためには、途中でトラブルが起きても、適切な対応をしなければなりません。また、クライアントからの要望に応えるためには、コミュニケーション力やプレゼンテーションスキルも求められます。こんなプレッシャーがかかることもある仕事ですが、この環境で学ぶことや経験を積むことができれば、Webディレクターとしてかなり成長することができます。
Web業界は常に変化していて、新しい技術やトレンドが次々と生まれているので、Webディレクターとして成長していくためには、常に学び続ける姿勢は必須です。一歩一歩、地道に努力を続けていくことで、自分自身やチーム、そしてクライアントに貢献することができる、素晴らしい仕事。がんばっていきましょう!
DeBoでは、Webディレクターとしての基礎講座だけでなく、アートディレクター、コンテンツディレクター、はたまた動画編集、デザインソフト操作などについての個別講座もご用意しています。あなたが目指したいWebディレクター像の後押しをしていきますので、ぜひ個別講座もご検討ください!
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DeBoマガジン編集部 Webディレクター・クリエイター
過去に働きながらオンラインスクールでWebディレクターの勉強をし、現在は新米Webディレクターとして切磋琢磨中です! 日々の業務のなか、Webディレクターとしての気づいたことや情報共有をしていきます!